高速道路とＳＡ・ＰＡ: 7月 2020

2020年7月22日水曜日

　天理本線料金所。名前は『天理』ですが、ここも天理ＰＡの上下線と同じく天理市ではなくて、大和郡山市にあります。千葉県にある東京ディズニーランド、新東京国際空港（成田空港）みたいな感覚。

夜の天理料金所(2018/5/6撮影)

　この天理本線料金所は、天理ＰＡの上り線からだと歩いてすぐ近くまで見学に行けます。

ただし、料金所の近くには料金所の詰所みたいな建物があるので、怪しまれないようにあまり奥の建物の方へは行かない様にしています。

この左側の建物が料金所の詰所？

　天理本線料金所は、位置的に天理ＰＡの上り線と下り線の間にあります。上下線ともに、パーキングエリアを出てすぐの位置に料金所が設置されています。

　下り線（奈良⇒三重）を出て、次の天理ＩＣまでが西名阪自動車道になります。

尚、天理ＩＣは天理市にあります。ここは大和郡山市ではありません。そして、西名阪自動車道と名阪国道の分岐点となります。そして、一番の解りづらいのは、西名阪道から名阪国道へ行く場合、西名阪では下り線だったのに、天理ＩＣで名阪国道になると上り線に変わります。

　逆に、名阪国道から西名阪に行く場合、名阪国道では下り線だったのに、西名阪道では上り線に変わります。ややこしいです。

　天理本線料金所は、上下線の一体型の料金所です。双方向の料金所です。西名阪自動車道にはこの天理本線料金所の他に、柏原本線料金所と松原本線料金所がありますが、柏原本線料金所は東行の大阪方面（上り線）だけに設置されており、柏原本線料金所は西行の天理方面（下り線）にのみに設置されております。

　この天理本線料金所。いつ設置されたのか調べてみたのですが不明で、ウィキペディアにも載っていません。「高速道路五十年史」を検索したのですが、料金所の設置の記述はなく、結局わからずです。

　1969年3月21日：一般有料道路として「西名阪道路」ができる

　1973年4月1日：西名阪自動車道として高速自動車国道に昇格編入

おそらくこの時期に天理本線料金所が設置されたものと思われます。

　夜の天理料金所はとても美しいので、天理ＰＡから見学されるのも良いと思います。

（駐車場内を歩く場合、走行中の車に注意しましょう）

天理ＰＡ(上)より。右側が下り線の料金所がある

天理ＰＡ(下)で撮影。この右側に上り線の料金所がある

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2020年7月21日火曜日

　西名阪自動車道のサービスエリア・パーキングエリアに行った時に、掲示板のポスターにこのようなものがありました。

　２０２０年４月１日より高速道路上で新しい交通安全プロジェクトが始まります。

この４社が協力して、高速道路上で「ながら」運転をなくす活動を行います。

などの「ながら運転」を撲滅する運動です。ながら運転をなくし、交通事故を無くすという取り組みです。

　名称は『ＳＮＤプロジェクト』。

「ＳＮＤプロジェクト」は「ＳＴＯＰ！　ＮＡＧＡＲＡ　ＤＲＩＶＩＮＧ　ＰＲＯＪＥＣＴ」の略です。

　ホームページも開設されています。

　サイトは、おそらく、緊急事態宣言や新型コロナウイルスのまん延などにより、まだこれといった活動ができていないのだと思います。

　いろんなアーティストかたの応援メッセージやライブ発信などを行う予定にしているみたいです。

　本格的な活動は、新型コロナウイルスが落ち着いてからだと思います。

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